春は転勤や入学、新卒者の入社などで引越しラッシュの季節ですね。
引越しと言えば当然のごとく専門の業者に委託する場合がほとんどです。
業者選定の方法はいくつかありますが、今回は私の引越しの経験も交えてお話します。
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私は数年前に関西から関東に引越しました。
長距離でも荷物が少なければ混載便を使うなどして安くあげられます。
しかし、一家で引越す場合や、単身でも荷物が多い場合は、専用のトラックと運転手付きの業者に頼むことになります。
その時に、結果的に標準的な料金の半額で引っ越しできたのです。
この方法を含めて、引越しの際のおススメのやり方をご紹介します。
引越し料金は時期の選定で大違い
先ず、いつ引越すかですが、引越しの繁忙期と閑散期では料金に2倍近くの差が出ます。
繁忙期とは一般に3月から4月初めに掛けての時期です。
それ以外にも業者によって結構混み合う時期があったりします。
ですから、何社かに見積り依頼をすると、時期起因の差が出たりします。
さらに、5月連休、夏休み、月末は結構引越しが集中しやすい傾向にあります。
また、週末は避けて平日の方が混み合いません。
これらの時期は出来るだけ避けるように、うまく工夫や調整をすることをおススメします。
また、引越し予定日の1ヶ月以上前に見積りを依頼して、決定すると割り引く業者もいますので、うまく活用しましょう。
見積りと業者選定はどうする?
引越しするには業者の選定をする必要があります。
その方法としては、
・電話帳で探す
・テレビコマーシャルから電話やネット検索する
・知り合いに紹介してもらう
・以前使ったことのある業者を選ぶ
・ネットで一括見積を申し込む
などがあります。
これらの方法の中で、一番のおススメは一括見積です。
ウエブサイトで必要事項を記入して見積りが欲しい業者を選択すると、5社でも10社でも見積りが出そろいます。
中には見積りが出てこない業者もあるかもしれませんが、そんな業者は無視すればいいのです。
つぎに、出揃った見積り結果を見て、その時点で最安料金の業者に決めてはいけません。
安い順に大体の目星をつけて3社程度に絞り込みます。
そのままじっと待っていると、業者から電話やメールで連絡が入ります。
これからが勝負時です!
■目星をつけた3社から連絡を受けた場合
「ほとんど料金の差がないので、今のままだと決められない」
などと言って、値下げを促します。
■目星をつけた3社以外から連絡を受けた場合
「そちらより安い見積りの会社がある」
と言って相手の反応を待ちます。
相手が上位3社より安い再見積もりを出せば、その業者も選択の対象に加えます。
再見積もりが出てこない場合は、その業者に「さようなら」をします。
再見積もりの段階では、営業担当者が直接見積書を持参する場合が多いです。
以上は全く正直に事実を言いながらの交渉です。
一通り有力業者との交渉を終えた後、上位2社を残します。
それぞれに、現時点での料金がファイナルアンサーかを確認して、選定業者を決定します
残った2社の金額にそれほど差が無かったら、対応に好感を持てた営業担当者の方に決めたいのは人の情ですね。
それでいいと思います。
引越しには、引越し作業員に起因する荷物や家の中を傷つけたりすることが時として起こりえます。
このような時に、好感の持てる営業担当者が相手だと、スムーズに後始末がしやすくなります。
営業担当者や作業員の態度が悪くて不愉快な思いをする場合が少なからずあるようです。
業者選びは「料金+人」で進めましょう。
実際、私の引越しでは2位の業者の営業担当が途中から横柄な態度に変わったので、即刻対象から外しました。。
さらなる値引きに出会う幸運も
私が実際に引越した時は、その業者の標準的な料金の約半額になりました。
最後に残って決定したその業者の営業担当から、「これまでよりさらにサービスします」と格安な料金を提示されたのです!!
業者選定前ではなく、選定後に、しかも追加値引きの交渉もせずにです。
訳を聞いてみると、丁度同日に関東から関西への引越し依頼が予定されたので、片道分だけの運送費用でOKになったのです。
さらにもともと、標準料金からの値引きサービスもあるので、合わせて約半額の料金が実現したというわけです。
私の場合は相手から自主的に提示されましたが、このような状況は少なからず起きるそうなので、思い切って聞いてみるといいですね。
できたらこのような状況に日時を調整すれば、格安の引越しが実現しますよ。
私の場合は、その営業担当者が好感が持てる人だったので、友好的に接していました。
そのせいもある程度はあったのかもしれません。
いつの場合でも人とは仲良く付き合うことが大切ですね。
業者によっては、儲けたいので、例えこのような状況であってもサービスしない会社もあるかもしれません。
そこは思い切って確認するしかありませんね。
ネット上の業者評価はあてになるか
ネット上では、「あの業者はよかった」「あの業者にはひどい目に会った」などの声が飛び交っています。
しかも、同じ業者に対しての評価なのに「最高」という人もいれば、「最悪」としている人もいるのです。
そうなると、よい業者(会社)、悪い業者(会社)ではなくて、そこで働いている人たちのバラツキの問題ということです。
業者も社員教育などで努力しているとは思いますが、理想のレベルに社員全員を揃えることは出来ません。
業者選定のところで述べたように、料金だけでなく、出来るだけ対応してくれた営業担当者の態度や人柄も含めて選ぶようにしましょう。
そうすれば、万一作業員に問題があったとしても、後始末で最悪の結果は免れます。
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