キャッシュレスが進みネットショッピング全盛の現在でもクレジットカードを持たない人が少なからずいます。
その人たちの中には、クレジットカードで痛い目に会ったので持ちたくないと、現金主義に回帰した人もいます。
クレジットカードは使い方を誤ると、金銭的な窮地に追い込まれ、身の破滅にもなりかねません。
ここではクレジットカードの安全な使い方、返済に困った時の切り抜ける方法などを紹介します。
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20代から60代の人でクレカを持っている人は80%余りを占めています。
20%弱が持っていませんが、持たない人とは、もともと現金払い志向の人、職業柄クレジットカード審査に通りにくい人以外に、クレジットカードはこりごりという人や持ちたくても持てなくなった人もいるのです。
職業柄審査に通りにくい人とは、主婦や自由業の人です。
クレジットカードはこりごりという人や持ちたくても持てなくなった人とは、クレジットカードの魔力にはまってしまったことのある人です。
直接現金払いと違って、痛みを感じにくいため、気をつけていないとついつい使い過ぎてしまうのがクレジットカードです。
実は私もクレジットカードの使いすぎで、支払いに困りどう切り抜けようかと右往左往したことがあります。
ここでは以下の順でクレジットカードの使いすぎによる様々な不都合とその対策について、私の経験も交えてお話していきます。
今回は下記の1について、次回から2以降について説明いたします。
1.クレジットカード支払い延滞を軽視してはいけない恐怖の理由とは?
2.クレジットカード支払い延滞を切り抜けるには?
3.クレジットカード使用でこれだけは避けるべき
4.クレジットカード支払い負担を軽減するには?
5.クレジットカードの使いすぎを防止するには?
クレジットカード支払い延滞を軽視してはいけない恐怖の理由とは?
その月の引き落し日に引き落し口座の預金残高不足で引き落とせなかった場合は、次の様々な問題が発生します。
少しぐらい遅れても大丈夫とはなりませんので、くれぐれも引き落とせないことのないよう注意してください。
延滞が発生すると次のような大変な事態になります。
2.延滞金(遅延損害金)が引き落とし日の翌日から付加されます。
3.督促はがきが届いたり催促の電話が掛かってきます。
4.延滞の記録が信用情報に付きます。
5.延滞のまま61日経つと、信用情報が“ブラック”になってしまいます。
6.延滞のまま2~3か月経つと、強制的に解約されます。
7.強制的に解約になると、裁判所から支払の督促が届いて、それでも支払わない場合は差押えされてしまいます。
1~3だけだったらまだリカバリーが効きます。
とは言っても、引き落しされるまでの期間はカード利用ができないので、公共料金やスマホ料金の引き落としも出来ないわけです。
そうすると、これらの料金も延滞になってしまいます。
また、延滞金(遅延損害金)はショッピングで年率15%程度、キャッシングで年率18%程度です。
すぐ対応すれば、それほどの金額ではありません。
万一引き落し日が過ぎた後で預金残高不足に気がついた場合は、平日・休日にかかわらずすぐにカード会社に電話で事情を話して指示を受けましょう。
直後にこのような対応を取って、すぐにお金を口座に振り込むなどした場合は、100%保証はできませんが、大事にならない場合があります。
私の場合、引き落し日の翌日に電話連絡したところ、「次は○日が引き落としになるので、それまでに準備ください」とやさしく言っていただきました。
カード会社にもよるでしょうが担当者も人間ですから、自ら申し出た人には好意的に扱ってくれるのかもしれませんね。
但し、信用情報にはしっかり記録されている可能性があります。
この中で本当に深刻なのが、4の信用情報に記録されることと、5の“ブラック”扱いになることです。
信用情報に記録されると、場合によっては使用限度額が引き下げられたり、カードキャッシングができなくなることがあります。
短期間でも延滞は延滞ですから、記録されてしまい、自分の信用に傷がつくことになります。
「信用に傷がつく」いやですよね!
さらに、一旦“ブラック”になると使用停止されたカードの利用再開が出来なくなり、その後新規にカードが一切作れません。
そうなると、大好きなネットショッピングにも不都合が出てきます。
おおっ、こわいー!
いずれにしてもこのような事態を避けるには、
・当月引き落とされる予定の金額と引き落し口座の預金残高を前もって確認する。
・資金不足のないよう口座残高を確保する。
を徹底しましょう。
次回は「クレジットカード使い過ぎて払えない地獄の恐怖から脱出する方法2」として、
2.クレジットカード支払い延滞を切り抜けるには?
3.クレジットカード使用でこれだけは避けるべき
の二つについてお伝えしますので、楽しみにしていてください。
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