パスワードを安全に作成し安全に保存し管理する安心のその方法とは?

私たちが普段ネット上で使っているパスワードには、定期的変更は必要ないが、そのままにしておくと危険なものがあります。
また、保管管理方法も安易な方法では盗まれる危険性があります。
今回はパスワードの変更方法、危険な保管方法、安全な保管方法について、具体的にお話します。

変更すべきパスワードとは?

前回は「パスワードの定期的変更は必要なし!という総務省見解を信じますか?」と題してパスワードの変更の要否、注意する事項などをお伝えしました。

その中で、「安全なパスワード」は定期的変更の必要なしであることを強調しておきました。

変更すべきは「安全でないパスワード」です。

それは、
自分の名前や生年月日(Taro19800101など)
単純な数字や文字の羅列(12345678、abcdefgなど)
辞書にある名前、有名な名前やタイトル(Starwarsなど)

などです。

このような作成方法の場合、推測されやすいので危険です。

安全なパスワードとは?

安全なパスワードならわざわざ変更する必要はありません。

ではどんなパスワードにすれば安全なのでしょうか?

推奨する方法は、

英字の小文字・大文字+数字+記号の組み合わせで8桁以上

です。

例えばこの方法で10桁あれば、なんと

2785京97兆6009億通り

もの組み合わせになります。

安全な保管方法とは?

不規則な文字並びのパスワードにすると安全性は高まりますが、当然自分の頭で記憶することは出来ません。

それを安全な場所に保管して、必要な時にすぐに取り出せる必要があります。

保管方法としては、

1.紙に記録して、安全な場所に保管する。

2.パソコンのメモ帳などに記載してパソコン内やクラウド上に保管する。

3.パスワード付きUSBメモリを使う。

4.パスワード管理ソフトを使う。

5.Officeの管理機能を使う。

などが考えられます。

それぞれについて安全性を考えてみます。

1.紙に記録して、安全な場所に保管する。

記録した紙の保管管理を確実にやれば、この方法は1番と言っていいほど安全です。

カバンなどに入れて持ち歩くのは、落としたりどこかに置き忘れたりする危険性があります。

家でしっかり保管するのが一番です。

但し、パスワードの数が多いと必要な時に探し出したり入力したりの利便性には劣ります。

2.パソコンのメモ帳などに記載してパソコン内やクラウド上に保管する。

とても手軽で便利なのですが、安全性は低いのでリスクありです。

外部からパソコンに侵入されたら、ごっそり盗みだされる恐れがあります。

少なくともウィルス対策やファイアーウォールをしっかり設定しておくことは必須です。

3.パスワード付きUSBメモリを使う。

パスワード付きUSBメモリに安全なパスワードを設定して管理をしっかりやれば、リスクは低いと言えます。

4.パスワード管理ソフトを使う。

非常に便利なので、多くの人に使われています。

比較的安全と思われますが、完全ではありません

どのソフトも脆弱性を指摘されています。

現に、2015年にユーザーに実害はなかったもののラストパス漏洩事件が起きています。

5.Officeの管理機能を使う。

安全性が高い方法として、MS Officeの管理機能を使うやり方があります。

Office2007以降ではアメリカ政府採用のAESという安全性の高い暗号方式が使われています。
ファイル名に拡張子が「.docx, .xlsx, .pptx など」となっているものです。

この方法はファイル内のパスワードのデータを暗号化します。

具体的には、たとえばExcelの場合、Excelシートに複雑なパスワードを記載した後、次の手順で保管します。

1.「ファイル」→「情報」→「ブックの保護」→「パスワードを使用して暗号化」と進みます。

2.パスワードを入力してOKをクリックします。

3.パスワードを再入力してOKをクリックします。

また、ファイルを「名前をつけて保存」時にも同様にパスワードをつけて暗号化できます。

「名前を付けて保存」画面で下の方にある「ツール」→「全般オプション」→「読み取りパスワード」にパスワードを記入します。

但し、ここで使うパスワードも複雑なパスワードを使い、忘れないようにメモしてしっかり管理します。

この方法は、重要資料にパスワードを設定してメールで送る際にも使えます。

但し、パスワードは同じメール内に記載するのを避けて、別メールで送る方が安全です。

まとめ

今回は、インターネット上で使うパスワードについて、

・変更すべきパスワードとは?

・安全なパスワードとは?

・安全な保管方法とは?

に分けて、お伝えしました。

しかしながら原発神話が崩れたように、この世の中に100%安全な方法はないと考えていた方がよいと思います。

そこで、これらの活用に当たっては、例えば、

・一般には便利なパスワード管理ソフトを使い

・銀行などの特に重要な対象は紙やパスワード付USBメモリに保管して使い分ける、

などがおススメです。

安全性と利便性のバランスを取って、自分に合った方法を上手く使っていきましょう。

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