せっかく「片づけ」をしてデスクやテーブル、部屋をきれいにしても、あっという間に散らかった状態に戻ってしまった、という経験を多くの人がしています。
このような状態にならないためにはどうすればいいのでしょう?
今回はこのようになってしまう原因と、常に片づいた状態を維持するために守るべきことをお伝えします。
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せっかく片づけたのに三日と持たない、極端な場合は1日と持たずに再び散らかってしまい、落ち込んでしまったなんて経験はありませんか?
このようになる原因をモノの側からと人の行動の側からの両面から探っていきます。
今回も、「たった1分で人生が変わる片づけの習慣 [ 小松易 ]」からの引用を交えてそれぞれ説明します。
散らかる原因:モノに起因する場合
使ったものを何気なくデスクやテーブルの上に置いてしまうことはありませんか?
たとえば、ボールペンを使ったあと、無意識にデスクの上に置きっぱなしにしてしまう、などです。
このたった一つの何気ない行動から、留まることのない散らかりが始まります。
こんな行動を取ってしまうのには、どんな原因があるのでしょう?
モノの定位置が決まっていない
どこに配置するかが明確になっていれば、その決まった場所に戻すことができます。
モノの定位置を決めてあげましょう。
モノが入る場所がない
本なら本棚が、衣類ならクローゼットやタンスがいっぱいで、収納できない状態になっていると、モノの行き場所、収まり場所が作れません。
このような場合は、収納場所を増やすのではなく、まずモノを整理して減らします。
モノの捨て方が分からない
使わなくなった家電製品や趣味の道具など、どう捨てていいか迷い、いつまでも手元に残ってしまう場合があります。
市区町村のゴミ捨ての情報を調べて、正しく捨てるようにします。
散らかる原因:人に起因する場合
使ったものを何気なくデスクやテーブルの上に置いてしまうと、これがキッカケとなって、次から次へとモノが置かれてしまい、あっという間に散らかってしまいます。
この最初のちょっとした行動が、すべての始まりになります。
この行動は「無意識」のうちにしてしまいます。
この「無意識の行動」を意識して見つけることができると、散らかりを予防することができます。
例外を作らないことが散らかり防止のコツ
1日の仕事を終えて職場を離れる時、「明日も使うから始めやすいように」と言って、使った資料や事務用品を机の上に置いたままにしてしまうことはありませんか?
退社する場合は、机の上をきれいにして、たとえ次の日に使うモノであっても置かないようにしましょう。
たった1本のボールペン、たった1部の資料でも、それが放置されることで、机の上に散らかりが始まります。
「使ったモノは必ず元のあるべき場所に戻す」というたった一つの原則を例外なくかたくなに守ることが、片づいた状態を続ける鍵になります。
例外をつくると、そこから一気に崩れていきます。
このことについては、前回の記事「片付けがうまくいかない、どうしたらいいかわからない時の対処法とは?」の中の「「片づけ後」につまづく人へ」も参考にしてください。
まとめ
今回は、片づけ終えてもすぐに元の散らかった状態に戻ってしまう原因とその対処法を
・散らかる原因:モノに起因する場合
・散らかる原因:人に起因する場合
に分けて、お伝えしました。
「使ったモノは必ず元のあるべき場所に戻す」というたった一つの原則に例外をつくらないようにしましょう。
このことを徹底して守り実行していくことが、片づいた美しい状態を続けて行くコツです。
これからも「片づけの習慣」について説明を続けて行きますので、お楽しみに!
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