「片づけ」をしようとすると、途中でどうしたらいいかわからなくなって立ち止まってしまい、前に進めなくなってしまうことがあります。
この「片づけにつまずく」にも、どの段階でつまずくのかによって、その対処法が違ってきます。
今回はタイプの種類とそれぞれへの対処法、リバウンド対策について説明していきます。
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「片づけ」につまづく3つのタイプとは?
「片づけ」につまづく段階は、
・片づけ前
・片付け中
・片づけ後
の3つのタイプに分けることができます。
これから、この3つのタイプについて、「たった1分で人生が変わる片づけの習慣 [ 小松易 ]」からの引用も交えてそれぞれ説明します。
「片づけ前」につまづく
私のように本から知識を取り入れたり、テレビや雑誌などから情報を得たりしているのに、いざ行動を起こそうという段階で始められずに立ち止まっているタイプです。
これは、「片づけ」に限らず、何かをしたいとか始めたい時によく見られることですね。
「片づけの途中」でつまづく
せっかく「片づけ」を始めたのに、途中で立ち止まってしまい、最後までやり切れないタイプです。
三日坊主などと言われることもあります。
ジョギングとかダイエットなど、多くの人がこの経験をされています。
私も、いくつかの趣味や習い事でこの経験をしています。
「片づけ後」につまづく
えっ、「片づけ後」につまづく、とはどういうことでしょう?
無事、片付けを終えたのですが、気がつくと元の状態に戻ってしまうタイプです。
綺麗に片づいたのも束の間、あっという間に元の散らかった状態に戻ってしまいます。
もったいないですね!
これも多くの人が経験されているようです。
実は私も当てはまります。
本ではダイエットを例に出して説明しています。
一旦減量に成功するのですが、気を緩めた途端リバウンドして元の体重に戻ってしまうタイプです。
タイプに合った対処法とは?
それではこれら3つのタイプ別にどう対処すればいいか、紹介していきます。
「片づけ前」につまづく人へ
まず、「ベイビーステップ」、そう「小さな一歩」を踏み出すことから始めます。
最初から「どえらい片づけ」を一気にしようと思うと、何から手をつけたらいいのかわからなくなります。
とにかく「少しずつやり始める」のです。
大変なことも小さく分解すれば、取り組みやすくなります。
つぎに、ちゃんとその日の予定に入れて「時刻を決める」ようにします。
仕事だと予定を立てる際、何時から何をするなど、時刻を決めますね。
「片づけ」も同じようにします。
最後に、人を自宅に呼ぶことを計画します。
これは効果絶大です。
私の場合、自分から読んだのではないのですが、家族の者が結構人が来ることを計画します。
そうすると、否が応でも時間を取って部屋をきれいにします。
「片づけの途中」でつまづく人へ
このタイプは「片づけ」を進めている途中で、どこまで進んでいるのかややり方が分からなくなって、先が見えなくなり、いやになってやめてしまいます。
まず、「片づけの目標地点(ゴール)」の姿を明確に描きましょう。
片づけが終わったらこんなスッキリした状態になるのだということを目で見ているかのようにイメージします。
そうすれば、今進めている位置を把握でき、やる気も続きます。
全体のどの位置に今いるのかが把握できれば、不安も無くなります。
次に、「片づけ」のやり方は整理整頓が基本であることを今一度認識します。
・整理はものを捨てる(減らす)こと
・整頓はものを正しい位置に置くこと
さらに、捨て方(減らし方)の基準に従って作業します。
1年間以上使っていなければ、明確な予定がない限り今後もまず使わないので、思い切って捨てましょう。
基準の決め方については、前回の記事「「片づけ」は「捨てる基準」を明確にして執着を断ってこそ成功する!」を参考にしてください。
「片づけ後」につまづく人へ
せっかく片づけ終わって机の上がきれいになったと思ったら、またしても散らかってしまう、リバウンドを起こすタイプです。
散らかすクセがあるのですね。
そのクセを意識して気をつけるようにします。
たとえば、冷蔵庫からペットボトルを出してジュースなどを飲み終わったら、ついそのまま机の上に置きっぱなしのクセの人がいます。
中身が空になったら即ゴミ箱に捨てるし、まだ残っていたら即冷蔵庫に戻すようにします。
本も書棚から出して、途中で読むのをやめたらそのまま机の上に置かず、その都度書棚の元あった位置に戻すことを意識してやるようにします。
これを怠るときれいに片づいた部屋も、あっという間に元の散らかった状態になってしまいます。
意識して気をつけるようにしましょう。
まとめ
今回は、
・「片づけ」につまづく3つのタイプとは?
・タイプに合った対処法とは?
について、お伝えしました。
「片づけ」につまづいたら、自分のタイプに合わせて対処し、成功させましょう。
これからも「片づけの習慣」について説明を続けて行きますので、お楽しみに!
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