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カタツムリの飼育方法は?エサや寿命、増やし方と注意する点をご紹介

梅雨の時期になると、アジサイの葉などにとまっているカタツムリを見かけます。
大きさもいろいろあって、特に赤ちゃんカタツムリはかわいいですね。
動きがとてもゆっくりしていて、見ていて飼ってみたたいと思ったことはありませんか?
今回はカタツムリの飼育方法や思わぬ注意点についてお話します。

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カタツムリとはなにもの?

梅雨のうっとうしい合間に姿を見せてくれるカタツムリは、眺めるだけでなく飼育して一層楽しさを味わうのはどうでしょう?

そもそもこのカタツムリとはなにものなのでしょう?

カタツムリは貝の仲間

実はカタツムリは貝の仲間です。

えっ!貝って海や川など水の中にいるんでしょっ!?

いえいえ、陸にも貝がいるのです。

陸に住んで腹で進む種類の貝を陸貝と呼んでいて、殻を持つものが「カタツムリ」「デンデンムシ」です。

因みに殻のないものを大雑把に「ナメクジ」と呼んでいます。

日本には800種類ものカタツムリがいるそうですよ。

どんなところに住んでいるの?

人間と同じように、カタツムリも雨の日と晴れの日でいるところが違います。

私たちが「かわいいなあ」と思って眺めるのは、たいてい雨の日のアジサイの葉や石の上などです。

カタツムリは乾燥したところが苦手なので、晴れの日には木の根元や石の下の陰になっているところなど、湿ったところに住んでいます。

寿命はどのくらいなの?

種類によって違いますが、自然の中では3~5年ほどは生きると言われています。

もしお家で大切に飼育すれば、2倍以上生きるそうです。

外敵から身を守る必要がなく、食事もちゃんと与えられるため、ストレスがないからなのかもしれませんね。

お家で飼う時は、長生きするように大切に面倒を見てやりましょう。

そうすれば、何年も楽しめます。

カタツムリの飼い方

カタツムリを飼育するためには、住むお家と食べ物を用意してあげる必要があります。

飼育する容器は?

カタツムリの様子を観察しながら育てるのですから、昆虫を飼う時に使うようなフタの付いた透明のプラスチックかガラスの容器を用意します。

同様の機能があれば昆虫用でなくても構いません。

フタは密閉にならないよう、穴の開いたものを使います。

穴が開いていなければ、キリなどを使って開けるか、フタの代わりのガーゼなどを使って通気性を確保します。

容器の底に入れるものとして2種類の方法があります。

1.土を一面に敷き詰める

土は太陽の光に当てて殺菌したものを使います。

園芸用など100均で売っているものでOKです。

カタツムリはこの土に卵を産みます。

その上に落ち葉を敷きます。

2.キッチンペーパーを敷き詰める

キッチンペーパーを使うと掃除などがしやすく清潔さを保てて管理が楽です。

その上に落ち葉を敷きます。

大きすぎない素焼きの鉢に土を入れ、それを飼育容器の中に入れます。

これは産卵用で、1と同じく土は太陽の光に当てて殺菌したものを使います。

土も素焼きの鉢も飼育容器も100均で見つかります。

カタツムリのお家は1、2どちらの方法でも構いませんが、私なら2を使います。

カタツムリは木登りや石の上を這うのが好きなので、容器の中に小さな枝や小石をうまく置いてあげると喜びますよ。

容器の中を掛け過ぎに注意して霧吹きで湿らせます

飼育容器の置き場所は日陰で風通しの良いところにします。

カタツムリはなにを食べるの?

野菜・果物類

お皿を用意してその中に食べ物を入れるようにします。

食べかけが何日も残っていないように、一度に食べる量を調節して、食べかけは捨てるようにします。

人参、キャベツ、レタス、キュウリなどの野菜、りんごなどの果物をあげましょう。

カタツムリによって好みが違うかもしれないので、試してみて下さい。

ただし、カタツムリがよくアジサイの葉の上にいるので好物なのかもと思って与えても食べませんよ。

アジサイの葉は毒を持っているので、カタツムリはそのことをよく知っているのです。

貝ガラやタマゴのカラ

味噌汁で使ったシジミやアサリの貝ガラやタマゴのカラを与えます。

カタツムリも自分のカラの栄養としてカルシウムが必要なのです。

ぼりぼり食べるのが観察できますよ。

自然環境にいるときは、コンクリートの壁や塀などを食べてカルシウムを摂ります

冬はどうやって過ごすの?

気温が下がってくるとカタツムリは冬眠します。

安定して低めの温度を保てる場所に置くようにします。

人が家で起きている時は暖かく、不在や夜中は寒いというような寒暖の差が激しいとうまく冬を越せずに死んでしまうかもしれません。

もしできるなら、いつも暖かい部屋の中に置いて、冬眠させないという手もあります。

そうすれば、冬の間もカタツムリの様子を観察できて楽しめます。

増やしたい時は?

カタツムリはオスの機能もメスの機能も持っています

これを「雌雄同体(しゆうどうたい)」と言います。

増やしたい時は、2匹以上一緒に飼うと、どちらかがオス、片一方がメスの役割を果たして交尾し、卵を産みます

時期は5月~8月頃で、前もって用意した湿った土の中に産卵しますので、毎日よく観察していればわかります。

産卵したら、乾燥しないよう霧吹きで湿らせてあげて下さいね。

生んでから3週間から1ヶ月ほどでふ化します。

赤ちゃんカタツムリには柔らかい葉物野菜がいいですね。

レタスやキャベツは喜んで食べるかもしれません。

増えて注意することは?

エサは野菜・果物類だけでなく、貝ガラや卵のカラを必ず与えるようにします。

そうしないと、カルシウム不足に陥り、仲間のカラを食べて共食いを始めます。

そんな悲しい姿を見たくありませんね。

増え過ぎたら、自然の中に帰してあげるのがいいですね。

カタツムリを触ったら

実はカタツムリには寄生虫が宿っている場合があります。

アフリカマイマイという特定のカタツムリが源なのですが、普通のカタツムリが問題ないとは言い切れません。

カタツムリに触ったら、必ずハンドソープなどでしっかり手洗いをするようにしましょう。

手に傷口がある場合は素手は避けるようにしてください。

子供が生き物を育てることは、とてもよい学びが得られ、大切なことですが、この「触ったら手洗い」を徹底してさせるように大人が注意しましょう。

また、触った手で顔や目をこすったりしないことも大切です。

まとめ

今回はカタツムリの飼育について、

・カタツムリとはなにもの?

・カタツムリの飼い方

・カタツムリを触ったら

をお話しました。

カタツムリの飼育は生き物を育てるだけに、注意することがあります。

カタツムリの安全で楽しい飼育のために、今回の内容をぜひ参考にしてください。

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