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6時間睡眠は危険!続けると徹夜と同じパフォーマンス低下に

前回は、「早起きの習慣を身につける6つの戦術を実行して、素晴らしい人生を!」の中で、早起きを実現するための6つの戦術をお伝えしました。
ただ、早起きをするにしても就寝時刻をそのままにして起床時間を早めたのでは、睡眠不足になります。
短時間睡眠を続ける危険は、それをなかなか自覚できないことです。睡眠不足が続くと仕事でも生活でも十分なパフォーマンスを発揮できません。
今回は、短時間睡眠が危険な理由と睡眠時間をしっかりとることの大切さについて紹介していきます。

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6時間睡眠が危険な理由とは

早起きは人生を変え得る最高の習慣のひとつです。
そして、関連するもう一つ重要なことが睡眠時間です。

あなたは平均何時間の睡眠を取っていますか?

働き盛りの人では6時間睡眠が結構います。
中には4,5時間の人もいますね。

6時間も寝れば、眠くもないし十分だと考えている人は多いと思います。

ところが、米国ワシントン州立大学の最近の研究で6時間睡眠は危険だということがわかってきたというのです。

その研究を簡単に説明します。

2つのグループを作り、一方は3日間徹夜、もう片方は6時間睡眠で仕事を続けてもらいました。

徹夜グループは当然のことながら脳のパフォーマンスが低下していきます。

一方の6時間睡眠グループは比較的元気ですが、2週間たったところで脳のパフォーマンスが2日間徹夜した状態と同じレベルにまで低下していることがわかりました。

つまり、6時間睡眠を続けると、2週間で徹夜二日間と同じ生産性になってしまうのです。

しかし、6時間睡眠のメンバーはそんなに眠くもなく疲れも感じず、それを自覚していません。

これは「ゆでガエル理論」の状態になっているのです。

カエルを熱湯に入れると驚いて飛び出てしまいますが、じわじわとお湯の温度を上げていくといい気持ちになって、気がつくとゆで上がってしまう、という理論ですね。

ちょっとした睡眠不足が2週間蓄積されることにより、生産性が2日間徹夜と同じになってしまうのですが、自覚がないというのが怖いと思いませんか?

そんなに負担を感じない睡眠6時間の恐ろしさがじわじわと効いてきて、2週間たったころには実際は生産性をかなり下げているのです。

この状態は睡眠不足ではなく、睡眠負債と呼ばれたりします。

ちょっとわかりにくいと思いますが、2日間徹夜の状態なら身体がだるかったり、頭がぼーっとする状態が想像つくのではないでしょうか?

このような状態で重要なことを判断すると、判断ミスを起こします。

経営者の中には重要な経営判断は7時間睡眠の時にしかしないという人もいるくらいです。

6時間睡眠から抜け出そう

ただでさえ仕事の時間が足りなくて、月に80時間とか100時間とか残業をしているのに、この上睡眠時間を7時間以上に伸ばすなんてできないと思っている人はどうすればいいのでしょう?

その場合は、思い切って自分の働き方を見直してみる必要があります。

時間が足りないとばかりに、そのまま6時間以下の睡眠を続けていると、この先どうなるかです。

・睡眠時間を削ることで、前に述べたように疲労がゆっくり蓄積し、判断力が低下し生産性が落ちます。
するとますます時間的に追い込まれます。

・運動する時間がなく、さらに外食が多かったりすると、メタボになり、ついには病気で働けなくなります。

人生は短期勝負ではありません
燃え尽き症候群になって大切な人生を台無しにしないようにしましょう。

まとめ

今回は、

・6時間睡眠はパフォーマンスを下げる

・6時間睡眠から抜け出そう

についてお話ししました。

前回の早起きのすすめとともに、質の良い十分な睡眠があなたに幸せをもたらします。

短時間睡眠が習慣になっている場合は、仕事でも生活でも十分なパフォーマンスが発揮できるよう、思い切って考え方を変え、仕事のやり方を見直してみましょう。

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