私の苦手なことの一つが「片づけ」です。机の上などを一応片づけても、間もなく元の状態に戻ってしまいます。
先日、このブログの「片づけが苦手の人が片づけ上手に変わるために身に付ける片づけの習慣」
の中で「やり方を知る」と題して「本を読む」ことを宣言しました。
今回は、読み始めた本から得られた知識のエッセンス、感想をご紹介します。
スポンサードリンク
「片づけ」は人生を変える!?
「片づけ下手」の私ですが、なんとか「片づけ上手」になりたいとの思いはあったらしく、すでに「片づけ」に関する本を3冊も買って積読(つんどく)の状態になっていました。この内2冊は同じタイトルで、片づけについての解説編と実践編です。
2冊とも実践方法の他にマインドや得られるメリットについての説明が記述されています。
単に方法だけ学んでも正しい理解が伴っていなければ、長続きしないし、効果も限定的ということなのでしょう。
ということで、今回は片づけの習慣についての1冊を選んで、読み始めた部分の内容を、私の感想や解釈を交えて紹介していきます。
今回選んだ本は、「たった1分で人生が変わる片づけの習慣 [ 小松易 ]」です。
片づけというと、「面倒くさい」「苦手」「好きじゃない」「さっさとできない」などと思っている人が多いと思います。
この本では、日本人の多くは「片づけの方法」を知らないと言っています。
だから、上記のようなネガティブな言葉が出てくるのかもしれません。
誰でも上手下手はあるにせよ、片付けは小さい頃からやっています。
この本の著者の言う「片づけの方法」とは、どんな方法なのでしょう
その「片づけ」をすることを通して人生が変わるほどの方法と言います。
それは、過去の経験、体験したことに「かたをつける」ことによって、現在の自分が変わり、思い描く未来が手に入ることができるそうです。
そうなると「片づけ」は人生を変えて、思う未来を手に入れる方法、まさに「生きること」そのものと言っていいでしょう。
そこまでになると、「片づけ」がとても大ごとで、なんだか大変のように思えますね。
これまで「片づけ下手」て来たのですから、そこから「片づけ上手」に変身するには、大変なのかもと思ってしまいます。
ところが、著者は「片づけは難しくない」と言い切っています。
一度リセットできれば、毎日たった1分続けるだけでいいのだそうです。
「えーっ、そうなの? そんなの信じられない!」
と、思わず声が出そうです。
ではこの「片づけは難しくない」という言葉に期待して、早速、第一歩として「片づけ」とはどういうものか、見ていきます。
とどめを刺す片づけ
「片づけ」と言えば先ずは「整理・整頓」することですね。
「整理」とは、いるものといらないものをより分けて、いるものを残し、いらないものを捨てることです。
「整頓」とは、いるものを使いやすいようにあるべきところに置くことです。
同じ「整理・整頓」でも、中途半端なやり方だと結果は何も変わらず、効果なしに終わります。
「正しい片づけ」をして、きっちり終わらせます。
つまり「とどめを刺す片づけ」をして、二度と片づけ前の状態に戻らないようにすることが大切です。
片づけは、「さあやろう」と特別の時間を取ってやるだけではありません。
作業が終わったら、必ず始める前の片づいている状態に戻すことを意識的に実行します。
つまり、作業で使っていた書類や道具類は、もとのあるべき場所にきっちり戻し、机の上は何もない「ゼロの状態」にします。
こうすることにより、次に新しいことをきちんと始められるのです。
前の仕事のものが残っていると、それに気を取られ、新しい仕事に集中できなくなります。
目の前を「ゼロの状態」にしておくことにより、頭の中もクリアになり、次の仕事に集中して取り組めます。
まとめ
今回は、
・「片づけ」は人生を変える
・とどめを刺す「片づけ」
について、ご紹介しました。
「片づけ」は、
生き方にまで影響を与えるものであり、
やるからには徹底することが大切であること、
その一つとして常に「ゼロの状態」の戻すこと
を意識して取組みましょう。
今回はまだ「片づけ」の入り口を紹介したにすぎません。
これから、折に触れて「続き」を紹介していきますので、お楽しみに!
スポンサードリンク