誰しもこれまで生きてきて、後悔したことがない人はいないと思います。
少しでも後悔のない最後を迎えられたら、幸せな人生だったといえるでしょう。
今回は、後悔した人、いくつになっても前向きに生きる人の例を紹介し、幸せな生き方をS・ジョブスの言葉に学びます。
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「あの時やっていればよかった」はやめよう
ネットのニュースを読んでいたら、多くの人が後悔するに違いないあることがツィッター上で話題になっていると紹介されていました。
それは、90歳くらいの女性が人生で後悔していることとして述べた「あの時やっていればよかった」という意味の言葉です。
具体的にはHRKさんという方のツィッター投稿を見てみましょう。
10万回いいね、4万1千のリツィートがあり、結構話題になっています。
この例は、90歳の女性が60歳の時にバイオリンをやりそびれて後悔している、という話です。
リツィートではこれに共感するとともに、後悔しない生き方を選んだ人たちの例を挙げ勇気づける内容がほとんどです。
60歳で全盲になり、盲人用のパソコンをマスターした人、
60歳から書道を始めて、100歳を過ぎた今も書道の先生をしている人、
70歳近くになってギターを始めた人、
60歳で定年になったので、バイオリンを始めた人、
など、何歳になっても諦めることなく前向きに生きている人の話が紹介されています。
たった一つのツィートが結構多くの人に影響を与えています。
「後悔」とは、それだけ多くの人に共通するテーマなのですね。
「これからの人生で今日が一番若い日だ」
「ものごとを始めるのに遅すぎるということはない」
などの格言があります。
なにかをやろうと思いついた時に始めるのが一番なのです。
そうすれば、後悔することがないとは断言できませんが、少ない結果になるでしょう。
また、例え後悔するようなことが起きても、見方を変えてそれを見つめ、気持ちを切り替えることができれば、後悔は消えてなくなります。
普通に考えると後悔するようなことでも、別の角度から見ることで、その経験が生きてくることはあるものです。
後悔に出会ったら、悲観するよりは見方を変えてみましょう。
参考になるジョブスの真摯な生き方
スティーブ・ジョブスが2005年スタンフォード大学卒業式で講演した有名な「ハングリーであれ、愚か者であれ」の中に出てくる一節を要約して紹介します。
彼が17歳のある日、
「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」
という言葉に出合いました。
この言葉を「印象に残る言葉」と述べています。
その日以降33年の間、毎朝、鏡に映る自分にこう問いかけました。
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」
「やらない」という答えが何日も続くようなら、
「ちょっと生き方を見直せ」
ということだと解釈したのです。
また、こうも述べています。
「自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つ」
見栄やプライド、失敗する不安など、これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなります。
本当に大切なことしか残らないということです。
このように生きたジョブスは、2011年に56歳で亡くなる時には、後悔することなくあの世に旅立ったに違いありません。
このジョブスの言葉のように生き、行動したら、最初のツィッターの例のような後悔をすることは、まずないでしょう。
問題は、このような生き方は誰もができるほど簡単ではない、ということです。
多くの人は、明日は必ず来るし、人生は永遠に続くがごとくに毎日を過ごしています。
日々の出来事や他人の意見に振り回され、流されて毎日を送っています。
これでは、いつの日にか後悔が待っているだけです。
たとえジョブスほど徹底して生きられないにせよ、少しでも近づこうと日々を大切に生きるように心がければ、後悔することは何もしないよりはずっと少なくなるでしょう。
この際、思い切って自分の生き方を見つめ直してみてはどうでしょうか?
そうすることで、例え後悔することがあっても、それをで満足や希望に変えることができるかもしれません。
まとめ
今回は、ツィッターのつぶやきの話題から入って、
ジョブスの
「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」
を紹介しました。
このブログの名前「これからを楽しく」にもつながる生き方です。
いくつになってもやろうと思ったことには思い切って飛び込んで、悔いのない人生を目指して毎日を過ごしましょう。
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