2018年の父の日はいつ?6月17日(第3日曜日)です。母の日と比べて影がちょっと薄くなりがちの父の日ですね。
中には、母の日には心から感謝を込めてプレゼントをしたのに、父の日はうっかり、またはなんとなくスルーしてしまったという人もいるかもしれません。
しかし、いま自分があるのは母と共に父のおかげだと考えると、父の日は年に一度の父への感謝を形に表す良い機会ではないでしょうか?
今回は、父の日がいつから始まったかの由来に簡単に触れてから、おすすめのプレゼントの選び方についても紹介します。
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父の日に込められた感謝のストーリー
物語は1900年はじめのアメリカにさかのぼります。
ワシントン州スポケーンにソノラ・スマート・ドットという女性が住んでいました。
彼女が幼い頃、南北戦争に父が召集されました。残された子供たち6人は母親に育てられる内に、父が復員します。
しかし、母親は父が不在中の過労が元で父の復員後まもなく亡くなってしまいました。
その後父親は、男手1つで子供達を全員立派に成人するまで育て上げ、亡くなりました。
そこで彼女は1909年に、懸命に生きて自分たちを育ててくれた父への感謝の気持ちから、父の誕生月である6月に教会で礼拝をしてもらいました。
翌年の1910年6月19日(第3日曜日)には、最初の父の日の祝典が祝われました。
彼女は母の日と同様に父にも感謝する日があるべきだと考えて、牧師協会へ嘆願して始まったのです。
父親がもらって嬉しいプレゼントは?
では、これから父親がどんなものをもらったら嬉しいのかを見ていきます。
ここではギフト総合研究所の調査資料を参考にしながら、お話します。
プレゼントを選ぶ場合、「何を選ぶか」とともに「いくらぐらい」の予算も気になります。
心がこもっていれば値段なんて関係ないのが本質ですが、かといって安物と見られても困りますね。
父親から「心がこもっていない、あんまり感謝されていないな」と思われるような物にはしたくありません。
お金を掛けなくてもいいものとしては、手作り品ですが、誰にでもできるものではありません。
予算はいくらぐらい
子供たちも収入が決まっていますから、いくらでもというわけにはいきません。
まず、どれくらいが多いのか、ギフト総合研究所の調査結果を見てみましょう。
・3,000円以下 22.8%
・3,000円~5,000円程度 39.5%
・5,000円~10,000円程度 24.8%
・10,000円~20,000円程度 10.6%
・20,000円~30,000円程度 2.3%
・30,000円以上 1.5%
このように、3千円から5千円が4割ともっとも多くなり、それ以下とそれ以上1万円までが、それぞれ全体の4分の1を占めています。
あなたの感覚としてはどうでしょう?
まあ、この結果を知っておけば、財布の中身と照らし合わせて、予算を立てられるのではないでしょうか?
また、父親の還暦、古希、傘寿、米寿など長生きの記念日などには、平均予算よりも少し上の金額でお祝いするのも喜ばれますね。
父が嬉しいプレゼント
同じく調査資料による父親がもらって嬉しいプレゼントの項目です。
もらって嬉しいプレゼントの
1位は、趣味に合わせた品
です。
続いて、
2位は、お酒
3位は、食事
です。
この他、旅行(旅行券含む)やファッションアイテム・日用品もベスト5に入っています。
注意することは、この結果から上位に入っているからと言って、何でも選ぶと失敗します。
1位の「趣味に合わせた品」なら、父親の趣味を知った上で、買い換えたいとかさらに別の欲しいものをそっと聞き出すなどの努力が必要です。
2位のお酒なら、まずお酒を飲まない父親に贈ることはないと思います。
お酒が好きならビールなのかワインなのか、日本酒なのか、また銘柄は何を好むのかなどを知ってプレゼントすると、受けること間違いなしですね。
いつも発泡酒を飲んでいるからと、発泡酒を送るのは止めましょうね。
年金を使って節約して飲んでいるのかもしれないのですから。
贈る側が息子か娘かによって、それぞれ選び方に特徴を出すのもいいですね。
たとえば、総合的にはベストスリーに入らなかった「ファッションアイテム・日用品」は、
・息子からのプレゼントとしては「5位」
なのに対し、
・娘からのプレゼントでは「2位」
に入っています。
娘ならではの細やかな心づかいを父親が嬉しく思ってくれるということでしょう。
まとめ
今回は
・父の日に込められた感謝のストーリー
・父親がもらって嬉しいプレゼントは?
予算はいくらぐらい
父親が嬉しいプレゼント
について、お話しました。
ご両親が健在の人、父親一人だけの人、さまざまですが、今いる父親に
「おかげさまで私は元気に生きています。ありがとう」
と感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈りましょう。
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