埼玉県東松山市の「こども動物自然公園」に行ってきました。
こども用の動物公園かと思っていったら、良い方に期待外れで、感動しました。
埼玉県営なので料金は安いし、動物とのふれあいイベントもあり、公園内はまるで森林公園のように広々として、子供はもちろん大人(だけで)も楽しめます。
今回と次回の2回に分けて、そんな「こども動物自然公園」の魅力をご紹介します。
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こども動物自然公園の歩き方、おすすめのコースと動物との出会いの楽しみ
正式には「埼玉県こども動物自然公園」という名称です。
マップの下部中央にある正門の右わきにあるチケット売り場で入場券を購入して中に入ると、真ん前に急な水の流れがあり、その両側の階段を上ります。
すると右側に
■案内所
があり、お姉さんがどう歩けばいいかを親切に教えてくれます。
右にも左にも行く道があるので、マップだけでは迷うところです。
右の道は急坂が続くので、左の道に進んで、マップの左上にある「東園」を見てから、マップの上側を大きく周り、「北園」の方に下ってくるのが楽とのことでした。
このアドバイスに従って、左側に進み、順番に見た動物や自然を紹介します。
まず最初に、
■シマウマ
3,4頭いましたが、暑いせいか、地べたに寝っ転がってしまって、人間に愛想を振る舞ってくれません。
馬はいつも立ったままでいるのが普通だと思っていたので、意外でした。
すぐ隣に
■キリン
2頭がのんびりした様子でゆったりと歩き、高い棚に用意された草を食べていました。
シャッターチャンスも十分あります。
さらに進むと、
■ポニー
がいて乗馬体験ができます。
何頭ものかわいいポニーを見ることができます。
道をはさんで反対側の木造の建物は、ポニーの厩舎で、体を水できれいに流してもらっているポニーが1頭いました。
その厩舎の中に、愛嬌のある生き物がいます。
フクロウだと思いますが、みみずくとの違いがよく分からないので、断定はできません。
見物者が盛んにシャッターを押していました。
さらに進むと、
■天満の塔
という高い鉄製の塔のある広場にでます。
上部にある金属製の天馬が定時になると動いて鐘を鳴らします。
「天馬の塔」から上方に向かうと売店があり、
その横にある浅い
■ジャブジャブ池
で子どもたちが水着姿になったりして遊んでいました。
水につかりたいなら水着か着替えを持って行くといいでしょう。
もちろん、子供用で大人は遊んでいませんでしたよ!
そこから斜め右上に坂を登ると、
■東園です。
ここが結構おもしろい。
なんといっても
■コアラです。
コアラ厩舎の檻の中の、ユーカリの木の上でお寝んねです。
コアラは昼間はほとんど寝ているようです。
その愛くるしい寝姿を来園者は盛んに写真に撮っていましたよ。
4,5頭、もっといたかと思います。
ユーカリの木の葉はコアラの唯一の食べ物ですが、この公園が栽培しているのだそうです。
まさか、オーストラリアから空輸なんてことはないですよね。
その次に
■ナマケモノ
1頭が木の枝に両手両足を絡ませてぶら下がっていました。
少し歩くと、
■ピクニック広場
で、子供たちが遊び回っていました。
さらに、ゆるい坂を少し登って下ったところの金網で出来たドアをくぐると、
■カンガルー
そこは少し広めのエリアで、10数頭はいると思います。
草原でぴょんぴょん飛び回るイメージを持っていましたが、じっとしていましたよ。
カンガルーエリアから出て右側に行くと、
■カピバラ
と
■ワラビー
の広場です。
ここのカピバラは好感度全国一だそうです。
それは、お風呂の施設があって、寒い時期にお風呂に入って温まっている様子が、何とも言えないほほえましさを与えてくれて見る人がいやされるからだろうと思います。
ところが、今回は気温が30度近くの暑い日だったので、温泉どころではなく、木陰でじっとして動かない10頭弱のカピバラを見る羽目になってしまいました。
まあそれでも、なんとなくかわいい感じのするカピバラ君でした。
さて、カピバラを見終わったところで、中央上部の森林の中の坂道を登ったのですが、日ごろ歩きつけない大人が一人いたので、
■シカとカモシカ
の檻のところで一休みです。
檻の向こうは谷になっていて、3頭のシカの姿が見えましたが、せいぜい首を左右に動かす程度で、静かにしていました。
檻と言っても広々と谷に向かって柵が作ってあり、自由に動き回れる広さです。
この辺りは、街中にある動物園とは大違いです。
隣の折はニホンカモシカで、2頭が柵で分けられていましたが、近寄って仲良くしたいような感じでした。
結構、シャッターチャンスがありました。
このエリアの次は、木道の曲がりくねった
■コバトンロード
を下ります。
先ほどはシカの谷を上から見ましたが、今度は下側から見上げる感じです。
シカのいるエリアは小さい樹木や草がシカに食べられてまったくなくなっており、柵の隣と全く違う風景だったのは興味深かったです。
この「コバトンロード」はずーっと下り坂で結構長く、快適でした。
下から登ってくる人もいて、コースの取り方で大変だなあ、とひそかに思ってしまいました。
行かれる場合は、コバトンロードを下るコースを選ぶことをおススメします。
まとめ
さて、ここまでで「北園」の一部から「東園」をめぐり、「こども動物自然公園」の半分ほどが見終わった感じです。
ご紹介したルートは、
「北園」
1.案内所
2.シマウマ
3.キリン
4.ポニー+フクロウ
5.天馬の塔
6.ジャブジャブ池
「東園」
7.コアラ
8.ナマケモノ
9.カピバラ
10.ワラビー
11.シカ
12.カモシカ
13.コバトンロード
とても楽しいルートですが、続きは次回、入園料金やアクセスも含めて最後まで紹介します。
お楽しみに。
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