あなたは仕事で、あるいはプライベートで国際郵便を使ったことがありますか?
今日のように国際化が進んだ世界では、海外とのかかわりを持っている人も大勢います。
中には家族や親せきが海外にいて、贈り物をする機会が多い人もいます。
そんな時に荷物は今どのあたりあるのか、無事届いたか気になって知りたいと思いませんか?
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国際郵便の輸送状況の追跡は郵便局に問い合わせる以外に、個人的に自宅からも可能です。
今回は国際郵便の一般的な内容の説明と共に、その便利な追跡方法についてご紹介します。
国際郵便の種類
品物を送るのに使う国際郵便小包の種類について紹介します。
・EMS
・航空便
・SAL便
・船便
が一般ですが、航空便とSAL便には書留扱いもあります。
航空便と船便は大体わかりますが、EMSとSAL便とは何でしょう?
EMSとは?
国際スピード郵便(Express Mail Service)のことです。
その名の通り、世界120カ国・地域に、30キロまでの荷物がスピーディーに届きます。
国際郵便の中では最優先で取り扱われ、輸送日数2~4日程度で届きます。
料金は4種類の中で最も高くなります。
航空便
文字通り飛行機で送ります。
EMSに次いで早く3~6日で届きますが、料金もEMSに次いで高くなります。
SAL便とは?
エコノミー航空便(Surface Air Lifted)のことです。
日本国内と到着国内では船便の扱い、両国間は航空輸送なので、船便より速くなり、航空便より遅いが安いサービスです。
航空便の空きスペースを利用するので、その分遅かったり早かったりのバラつきがあります。
輸送日数は6~13日間を要します。
国によっては取り扱いがない場合があるので郵便局(ウエブサイト含む)で要確認です。
船便
到着までに1~3ヶ月かかります。
最も安い料金です。
EMSが航空便やSAL便に比べてバカ高いわけでもないので、私はEMSを使うことが多いです。
船便は安く済みますが、届くまでにまだかまだかと送った側も受け取る側も気をもみます。
時は金なりです!
ラベル(POSTAL PARCEL)の書き方に注意
国際郵便を発送する際にPOSTAL PARCEL(郵便小包)ラベルに依頼主・届け先の住所氏名、内容品の詳細を記載し、控えを受け取ります。
依頼主の住所氏名は日本語で構いません。
届け先の住所は、相手国の言葉または英語で記入します。
相手が日本人の場合でも間違っても日本語で書いてはいけません。
ここはまあ、常識を働かせばわかることです。
ここで注意点です。
時折間違えるのが、「内容品の詳細な記載」欄です。
必ず内容品名は相手の国の言葉、または英語で書きましょう。
私の知っている人で、品物名を日本語で書いたばかりに、小包が発送元郵便局と国際郵便局の間を行ったり来たりして、無駄な時間を使ってしまったことがありました。
発送時に受け付けた郵便局員が気づいて、修正できることが多いのですが、たまたま慣れない人が取り扱ったりして、見逃す場合があるのです。
加えて仕事用でなく個人向けの場合は「Personal Use」と記入しておきましょう。
国際郵便を追跡するには?
国際郵便を発送する際に依頼主・届け先の住所、内容品の詳細を記入したはPOSTAL PARCEL(郵便小包)ラベルの控えを受け取ります。
その中に、13ケタの「お問い合わせ番号」が記載されています。
例えば、「CD123456789JP」のような最初と最後の2文字ずつ4文字がアルファベットで、その間の数字が9文字です。
最後の2文字は国名です。
■郵便局で確認する場合
直接出向いても、電話で問い合わせても構いません。
13ケタの「お問い合わせ番号」を伝えて荷物の追跡を依頼すると、今の状況をちゃんと調べてくれます。
私の経験では、とても丁寧な対応をしていただき、感謝感謝でました。
■ネットで調べる場合
「国際郵便追跡」で検索し、日本郵便トップ>国際郵便のサイトに入ると右側に「国際郵便(EMS等)のご確認」という表示があります。
その中に13ケタの「お問い合わせ番号」を記入する欄がありますので、番号を記入し、隣の「追跡」ボタンをクリックすれば、荷物の現在の輸送状況が表示されます。
これは、パソコンからもスマホやタブレットからも確認できるので、とても便利です。
また、EMSであろうと船便であろうと同じように確認できます。
あなたも国際郵便を利用する場合は、この便利なサービスを利用すると、気をもんだりイライラしなくて済みますよ。
世の中、こんなサービスがあったら助かるなあ、と思っていることは、実現している場合が結構あるものです。
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