柿の種といえば、おやつやビールのつまみとして馴染みのあるお菓子です。
そもそもどうして生まれたのでしょう。
また、柿の種にはピーナッツが入っているものといないものがありますが、なぜピーナッツなのかも不思議です。
今回は柿の種の由来とピーナッツの疑問を解明していきます。
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柿の種の由来、どうして生まれたの?
柿の種のメーカーと言えば亀田製菓が有名ですが、元祖は浪花屋です。
もともとあられの餅生地を小判型に抜くのに使っていた金型を、ある時踏んづけて歪んでしまいました。
それをそのまま使ったら、柿の種に似た形ができたので、柿の種として売り出したのだそうです。
偶然からできた発明やヒット商品の話はこれまでにも聞いたことがありますが、柿の種もそうだったのですね。
なぜピーナッツが入っているの
一般に柿の種はピーナッツ入りと思われていますが、現在販売されている商品は、ピーナッツ入りだけでなくピーナッツなしもあります。
消費者の中には「柿の種にピーナッツなんかいらない!」「柿の種はピーナッツなしのが好き」という人も少なからずいるようです。
理由の一つとして、ピーナッツも一緒に食べると結構お腹が張ってしまうから、をあげています。
そもそも柿の種にピーナッツが入ったのはどうしてなのでしょう?
これには2つの説があります。
1つ目はメーカー説で、その中にも2種類あります。
1)創業メーカーではピーナッツと柿の種を別々に売っていました。
創業者の奥さんがたまたまこの2つを混ぜて食べたところ美味しかったので、それをお客さんに教えたのが始まりという説です。
2)ピーナッツの売上げが落ち込んでいた時期に、そのテコ入れとして人気の柿の種を混ぜる企画を考え、食べてみたら結構いけるので、売り出してヒットしたという話です。
2つ目は帝国ホテル説です。
ホテルのバーで日本らしいつまみサービスをしようとピーナッツに柿の種を混ぜて出したのが始まりだそうです。
どちらが本当なのかわかりませんが、どちらもあったとしておいても問題はありませんね。
柿の種とピーナッツの割合は決まっているの?
亀田製菓の場合、柿の種とピーナッツの割合は6:4だそうです。
亀田製菓が最初にピーナッツ入りの柿の種を販売したのは1966年で、その時の柿の種とピーナッツの比率は7:3だったそうです。
その後、ピーナッツが食べたい消費者からの要望を取り入れて5:5にしたところ、これが評判が悪くなり、売れなかったのです。
そこで、1974年にその間の6:4に決めたのだそうです。
投票キャンペーンでどの比率がよいかを調査したことがあったそうですが、その時は
1位は7:3
2位は5:5
3位が6:4
だったそうですが、
決定的な差がなかったので、そのまま6:4を現在も続けているということです。
まとめ
柿の種について、
・柿の種の由来、どうして生まれたの?
・なぜピーナッツが入っているの?
・柿の種とピーナッツの割合は決まっているの?
を紹介しました。
柿の種にもいろいろな歴史があるのですね。
あなたは柿の種にピーナッツはいる派ですか?それともいらない派ですか?
まあ、ピーナッツ入りのおつまみが出てきたら、ピーナッツいらない派の人は柿の種だけを食べて済ませましょう。
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