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アマガエルの飼い方、餌や飼育設備、環境、冬眠のコツと注意点を説明

6月の終わりごろから7月にかけて見かける小さなアマガエルは、そのかわいくて愛嬌のある姿に梅雨のうっとおしさを忘れさせてくれるほどです。
思わず近づいていって、じっと眺めたり手に取ったりしたくなります。
そんなかわいいアマガエルを飼ってみたいと思ってしまう人もいることでしょう。
今回は、アマガエルの飼い方について餌や設備、環境、さらに冬眠についてお伝えします。

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アマガエルとは

そもそもアマガエルとはどんなカエルなのでしょう?

どうしてアマガエルというの

低気圧が近づいて雨が降りそうになると鳴くので、雨ガエルと呼ばれます。

鳴くのはオスだけで、なぜかメスは鳴きません。

オスの方が泣き虫なのでしょうか( ´艸`)

どのくらい生きるの

アマガエルは平均5年くらいの寿命を持っています。

上手に飼育すると、倍くらいに伸びるそうです。

どこに住んでいるの

田んぼの近くなどで見かけるアマガエルは、二ホンアマガエルです。

人里や里山など人間と関係あるところに生息しています。

アマガエルは日本全土と朝鮮半島、中国東部に分布しています。

姿かたちは

背中が黄緑色、腹が白色をしていますが、周りの環境に合わせて、灰褐色に変化します。

小さくてお尻がちょっと尖っていて、鼻から目を通り耳に掛けて黒い筋が走っています。

指先は吸盤になっているので、ガラスなどにはピタッと張り付きます。

大きさは2~4センチ、体重は20グラムほどです。

飼育設備

アマガエルを飼うには、まずお家を用意して住む環境を整えてやります。

飼育ケース

飼育用のプラスチック製ケース(ケージ)または衣装ケースを使います。

アマガエルは当然飛び跳ねます。

脱走しないようにできるだけ高さがあって、フタつきのものを選びます。

小さいとアマガエルが自由にジャンプできずストレスを受けるので、動き回れる大きめのものにします。

登り木

アマガエルは木の上で生活するので、木の枝などをケージに入れます。

観葉植物なども鉢植えのまま入れると喜びます。

水入れと水

アマガエルの腹が浸って水遊びができる程度の深さの水をはる容器を入れます。

水はカルキを抜く必要があります。

自然放置でも抜けますが、時間が1日以上かかります。

浄水器を通した水が簡単でいいでしょう。

自宅になければ、最近はスーパーなどで水のサービスをやっています。

床材

飼う目的は観賞用でもあるので容器の中に腐葉土や水苔などを敷いて見栄えをよくします。

カエル飼育専用のフロッグソイルという敷き砂もあるので、手に入れられれば使ってみて下さい。

特に腐葉土の場合は掃除をこまめに行い、カビの発生、臭いに注意します。

掃除に手間を掛けたくなければ、床材を敷かなくても構いません。

エサ

アマガエルの好物はハエや蛾などを食べます。

しかし、これらを捕まえるのは大変です。

もし手に入る場合は飛んでいかないように羽をもいでからケースに入れます。

コオロギならペットショップやホームセンターでも入手できます。

小さいサイズのもので、与える量は1週間に3~5匹程度程度です。

食べ残したら一旦引き上げます。

ミルワーム(ミールワーム)を2日に1,2匹与えます。

ミルワームとは、生餌とするために飼育・増殖されたゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫の総称です。

こちらも通販などで手に入ります。

同じものばかり食べると栄養的に偏ってしまうので、変化を持たせるのがいいでしょう。

エサを与える時の注意点は、一度に与えすぎないことです。

与えすぎると食べ過ぎて、脱腸になってしまいます。

人間と同じく腹八分目が健康のポイントです。

エサは控え目に与えましょう。

日常の世話

アマガエルは乾燥に弱い両生類ということを念頭に世話します。

適度な温度と湿度を保つため、温度湿度計を飼育ケースの内側に取り付けるのがおすすめです。

適切な飼育温度はおよそ22~27℃、湿度はおよそ70~85%です。

乾燥しやすい季節には霧吹きで湿度を保つようにします。

木の上や透明容器の壁に張り付いている場合は湿度が足りているのですが、水場にばかりいるようだと湿度不足と判断して、霧吹きしてあげましょう。

霧吹きに使う水も容器に入れる水と同じく、浄水器などを通したカルキを抜いたものを使います。

容器の水は変色したら取り替えます。

無事に冬を越させるには

寒い冬を越させるには2つの方法があります。

1.冬眠させる

気温が下がってくる秋から冬にかけて、だんだん動きが鈍くなり、食欲が落ちてきたら、そろそろ冬眠の時期が近づいています。

住み家も冬支度をしてあげましょう。

水苔を多めに入れた小さめのケースを用意して、引越しさせます。

その中にもぐって出て来なくなったら冬眠が始まっています

あとは湿度を保つために時々霧吹きで水分を補ってやります。

冬眠中は、温かい暖房のきいた部屋には置かないようにします。

そうしないと、季節を間違えて起き出してきます。

2.冬眠しない環境をつくる

一方、冬の期間も常に暖かい環境を作れる場合は、冬眠せずに過ごさせることができます。

ペットショップなどで飼育用のパネルヒーターを買ってきて設置する手もあります。

飼いきれなくなったら

飼っていて途中で飼いきれなくなったら、捕まえた元いた場所に逃がします

別の場所に逃がすと種類の違うアマガエルが交ざり合うことになり、種の保存上問題が出る可能性があります。

逃がすことができない場合は、かわいそうですが殺処分をせざるを得ません。

できるだけ命を全うするように飼ってあげましょう。

触ったら手洗いをしよう

アマガエルは粘膜に毒を持っています。

弱い毒ですが、触った手で目などをこすると腫れてしまうこともあります。

触ったら必ず石鹸やハンドソープでよく手洗いをしましょう。

まとめ

今回はアマガエルの飼い方について、

・アマガエルとは

・飼育設備

・エサ

・日常の世話

・無事に冬を越させるには

・飼いきれなくなったら

・触ったら手洗いをしよう

の各項目を説明しました。

アマガエルはカエルの中では比較的飼いやすい種類です。

今回説明したポイントを押さえて飼ってやれば、その愛嬌のある姿に数年間いやされ続けることができます。

梅雨の時期に外で出会いを楽しむのもいいですが、自宅でペットとして飼って日々触れ合うのも楽しいですよ。

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