毎朝の食事に欠かせない食パンですが、賞味期限を過ぎてしまうことがあります。
食パンの賞味期限切れは2日、3日、一週間、いつまで大丈夫でしょうか?
賞味期限や消費期限を過ぎた場合どうするかや食パンの保存方法、保存期間を延ばす方法についてお伝えします。
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食パンの賞味期限と消費期限
スーパーでは賞味期限ぎりぎりのパンが20%引きや半額で売られています。
例えば明日に賞味期限を迎える食パンは、賞味期限1日前の今日の午前中なら20%引き、夕方には半額で売られていたりします。
せっかく安いと思って買っても、朝食だけだと家族が多くない限り賞味期限までに食べきれません。
値引きなしで売られている食パンでも、賞味期限までに2,3日しか余裕がありません。
賞味期限とは美味しく食べられる期間ですが、いつまでだったら食べられるのでしょう?
食パンは熱を通して焼き上げる割には、けっこう賞味期限や消費期限が短いのです。
なぜ短いかというと、水分を38%も含んでいるからです。
含む水分量が多いと、空気中や容器などからの菌が付着してカビやすくなります。
カビた食パンは健康被害の恐れもあり、食べられません。
カビが発生してもある程度多くならないと目に見えないので、その前からカビの発生は始まっていると考えるべきです。
ですから、ちょっとでもカビが見えたら、実際にはもっと多くのカビが発生していると思って間違いありません。
また、トーストするとカビが死滅するのではと思うのは間違いです。
カビ菌は60℃以上で10分間以上加熱してやっと死滅します。
常温保存の場合の食パンの賞味期限は
・スーパーやコンビニの食パンメーカー製:3~4日
・パン屋さん2日前後
です。
食パンの消費期限は
・賞味期限から1、2日程度
です。
消費期限内であっても味やにおいが変だなと感じたら食べないようにします。
また、賞味期限や消費期限は季節による影響で、夏場は短め、冬場は長めと思いがちですが、冬場でも暖房のある部屋で保存する場合は安心できないので注意しましょう。
食パンの保存方法は?
常温保存が基本
食パン保存の基本は常温保存です。
袋に入れて密封して保存するか、専用の食パン保管ケースを使って保存します。
その場合、湿気が低めで温度差の少ない場所に保管します。
パン屋さんやスーパーでもその場でパン焼きして販売しているところでは、焼きたてをすぐに密封せずに水分を飛ばしているのを見かけます。
焼きたてをすぐに密封するとカビが生えやすくなるので、十分冷ましてから密封して保存するようにします。
冷蔵庫での保存はどう?
冷蔵庫に入れたらカビの発生が抑えられて長持ちすると思っている人がいます。
カビの発生に対しては有効なのですが、水分が抜けて固くなったりぱさぱさになります。
食パンが柔らかくてふっくらとしておいしいのは、水分があるからです。
その水分がなくなってしまっては、おいしくなくなります。
日持ちさせるには冷凍保存!
食パンは常温保存が一番おいしく食べられますが、長持ちさせる場合は冷凍保存が適しています。
冷凍庫だと、1ヶ月ぐらいの保存がききます。
その場合、食パンを1枚ずつラップで包んで、フリーザーパックに入れ、できるだけ空気を抜いて冷凍庫に入れます。
カットされていない場合は、カットしてから1枚ずつラップで包みます。
ラップが不十分だと食パンの水分が抜けておいしくなくなるので、隙間がないようにしっかりラップします。
まとめ
食パンの賞味期限は気になることの一つです。
今回は、
●食パンの賞味期限と消費期限
●食パンの保存方法は?
・常温保存が基本
・冷蔵庫での保存はどう?
・日持ちさせるには冷凍保存!
についてお伝えしました。
できるだけ賞味期限や消費期限に余裕のあるものを買って、安全でおいしい食パン生活を楽しみましょう。
期限内に食べきれない場合は、冷凍保存をぜひ試してみて下さい。
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